2013年11月13日水曜日

スノークルーズオーンズ・日本国北海道

今回取り上げるスキー場は、日本国北海道のスノークルーズオーンズです。
オーナーは(株)マックアースです。
石狩湾を眺望しながら滑れる、地元で人気のスキー場とのことです。

正直、遠方在住の私には、本場北海道で本格的大規模スキー場に恵まれてる
のに、このような小さなスキー場に行くかな?って印象です。
観光客の感想として妥当でしょうが、現地市民の方は異なる思いを抱いてる
のでしょう。
たぶん、「温泉は良いけど日々は家風呂だろ」みたいな感じで。

人工造雪機により北海道内最速で営業を開始し、最長の期間営業を予定する
スキー場です。
星野リゾートのキロロスノーワールドとの共通シーズン券が利用できるのも
実に魅力的ですね。

都市部近郊の小規模スキー場なので、1回の滑走距離の点ではたっぷりと
滑走感を味わうことは期待出来ません。
ですが、手軽に行けて何度も繰り返し滑れる、ナイターも滑れる事を考えると
結果的にガッツリたくさん滑れて、満足度は高そうです。

さて、スノークルーズオーンズ、如何でしょう。
最長滑走距離約1km、標高差約200mです。

スキー場名オーンズ(onze)はフランス語で「11」と言う意味で、毎年11月11日に
オープンしたり、ナイターを午後11時までにしたり、毎月11日を「オーンズデー」
として割引するなど「11」にちなんだ営業をしているそうです。

元々は北海道新聞系の道新春香スキー場でした。
1989年12月に渡辺パイプ(株)が取得し、子会社の(株)ツギテの三共が運営を
担当し、名称をスノークルーズオーンズと改め開業したようです。

2012年5月8日、利用者減のため渡辺パイプが廃業を発表しました。
この時、存続を望んだ地元の客の有志が署名活動を行い、約16,000人が賛同
したそうです。
社長がスキー競技者時代にこのスキー場関係者と縁があり、結局マックアース
が経営を引き受けたようです。

2012-13シーズンは、多雪に恵まれた上、シーズン券の値下げ、初心者コース
の増設、無料送迎バスの増便、19歳のリフト券無料キャンペーンの実施など
様々な施策の効果もあり、前年度比1.9倍の92,210人の来場客数を記録した
とのことです。

2013-14シーズンも公式HPを確認すると、シニア、子供、女性、男性と、お得な
企画をそれぞれに工夫しているようですね。
運営のヤル気を感じられます。

この運営の改善は、新オーナーによる功績というより、廃業危機に直面した
現地スタッフの覚悟が大きいのかな?
人間追い詰められないと本領発揮しないのかな?
北海道の人、良くも悪くもノンビリしてそうだし。
あまり根拠ないですが、ふとそう思いました。

全景:スノークルーズオーンズ

拡大 斜面 公式 天気

【★関連記事 表示/非表示★】

【★関連動画 表示/非表示★】

0 件のコメント:

コメントを投稿