2018年1月20日土曜日

雑誌・日本国

滝の音は 絶えて久しく なりぬれど
  名こそ流れて なほ聞えけれ

今回取り上げるのは、雑誌です。
スキーに絡めた雑誌話です。

このテーマを今回のブログ投稿で選んだ理由、それは、新年早々報道された……
スキージャーナル社の破産なのです!!Σ( ̄□ ̄;)
産経ニュースの記事を紹介します。

<引用開始>
帝国データバンクによると、「月刊スキージャーナル」などのスポーツ関連書籍
を発行していたスキージャーナルが1月9日、東京地裁に破産を申し立てた。申立人
は元従業員ら21人という。負債総額は2017年5月期末の時点で約4億1900万円。
Twitter上では、「質の高い雑誌を発行していたので、残念だ」「悲しい」「スケート
雑誌や、全日本スキー連盟のオフィシャルブックはどうなるのか」「元従業員が破産
を申し立てるとは、よほどの事があったのだろう」--といった声が挙がっている。
1984年に設立、スポーツ関連書籍を多数発行
1984年に、前身会社「スキージヤーナル」の事業多角化の一環で設立。その後、
前身会社はスキー場開発・経営に、スキージャーナルは出版活動に特化する形で
事業を行った。
主力の「月刊スキージャーナル」は、80年代に廃業した出版社「冬樹社」が66年に
創刊し、スキージャーナルが承継した。当時としては画期的なスキー専門誌として
人気を集め、一般・競技者を問わず幅広い購読者を獲得した。
このほか、剣道専門誌「月刊剣道日本」や、約100点のスポーツ関連の実用書など
も発行。2004年5月期には約11億2300万円の売上高を計上した。
しかし、スキー・剣道の人気が落ち込んだほか、近年の出版不況によって業績が
低迷。17年5月期の売上高は約4億4100万円に落ち込み、2期連続で最終赤字に
転落。債務超過に陥り、金融機関から借入金の返済猶予などの措置を受けていたが、
取引先への支払いや従業員への給与支給が遅延するなど、資金繰りは限界に達して
いた。
17年12月29日には、「月刊スキージャーナル」「月刊剣道日本」の休刊を発表。
年明け以降は実質的な事務所閉鎖状態にあったという。
<引用終了>

さてさて、昨今、フェイクニュースで話題の新聞各社。
長らく購読者数減少傾向で、読者離れが続いています。広告主も然り。
それでも新聞各社が、今のところ持ち堪えている収益源として、不動産経営と
公共施設(図書館や役所)にて大量購入される「利権の強み」があります。

図書館で満足する人は所有欲が乏しく、図書館に無ければ本や新聞を購入する
という訳でも無いと、私は思っています。
それが事実か、単なる私の思い込みか、知りませんが………

月刊スキージャーナルは、各自治体の図書館の雑誌コーナーに高確率で有る。
そんな印象を持っていた、私。
なんだかんだで、細~~く、長~~く、ず~~~と
スキージャーナル社は安泰かと思ってました……(´・_・`)
なので(((;゚д゚)))今回の経営破綻は、正直意外!!

かく言う私……図書館で月刊スキージャーナルを、結構読んでました。
コブ滑走方法、上村愛子バイオグラフィ、スキー100年史、等の特集。
海外スキー学校講師、スキーブーツ保守スタッフ、岩渕隆二、等のコラム。
それなりに楽しく、記事を読みました。
発行元の一押しである、基礎スキー関連の記事には……(´・_・`)
あまり興味が湧きませんでしたが……(´・_・`)

雑誌に掲載されていた基礎スキーの滑走理論については、ネットで散々批判意見が
語られてます。もし、これら批判意見が概ね正しいならば…………
m9( ゚д゚)スキージャーナルも、フェイクニュースだったという事になります。

私は、滑走論の是非を語れる技量では無いです。
私が言える感想は、愚にもつかない、個人的感想だけ。
基礎スキーの滑走を観ても、楽しそうとも、カッコイイとも思えない……
ただ、それだけです。(´・_・`)

まぁ、図書館で読んで、金を払って無い私が、スキージャーナルの記事批判を
展開しても、少々下品かもしれませんね。

《スキー雑誌一覧》
雑誌名
発行元
刊行
Bravo Ski双葉社随時刊/1981年創刊
FREESKiiNG双葉社年刊
Fall Line双葉社年刊
スキーグラフィック芸文社月刊/1978年創刊
SNOW SEARCH JAPANOutdoor Japan年刊/2018年創刊
FreeStyleSki Magazineフリーラン年刊
スキージャーナルスキージャーナル月刊/1966年創刊/2018年廃刊
スキーセレクションスキージャーナル年刊/2019年廃刊
skier山と溪谷社年刊
山とスキー山と溪谷社年刊
Ski実業之日本社年刊
大人のスキー実業之日本社年刊/2005年創刊/2018年休刊
こどもと行くスキーガイド実業之日本社年刊
POWDER SKI実業之日本社年刊
ニッポンのゲレンデ実業之日本社年刊
るるぶスキー&スノーパークJTB年刊
スキーマップル昭文社年刊/1989年創刊/2011年廃刊
※廃刊年は最終刊行号の次に刊行予定だった号の表題年

歴史ある雑誌の廃刊は残念です。
山と渓谷社とかが、スキージャーナルを承継してくれないもんですかね?
出版不況で、更なるスキー雑誌の休刊も心配です。(´・ω・`)

ですが、実は昨今私、スキー雑誌を全く買っていません。ヾ(・∀・;)オイオイ……
昔はBravo Skiを数年間購読し、ブラボースキー別冊も買い、その他にもアレコレ
何やかやのスキー雑誌を買っていました。
スキーマップルや、何かのゲレンデガイド本も、買いました。

でもね……(´・ω・`)ネットがこれだけ普及して、ちょっとしたHow to動画や
カッコイイ動画が、簡単に検索で見付けられると……
数多の人々がブログで語ってる技術論を、簡単に検索で見付けられると……
スキー場の基本情報や評判を、簡単に検索で見付けられると……
正直、雑誌を購入する気にならんのですよ。ヽ( =´▽`=)ノ

スキー雑誌の休刊廃刊を寂しく思う私が、返す刀で、雑誌を買う気無しと開き直る
訳ですから、支離滅裂です。困ったものです。┓(;´_`)┏
オイオイ!!お前だよ!!m9( ゚д゚)
そうそう、つまり俺だよ!!(〃^ー^〃)

ちなみに、るるぶトラベルのスキー雑誌は、Amazon Kindle版があります。
電子書籍版が、どれだけスキー雑誌出版社を襲う荒波の防波堤として有効か?
私は懐疑的です。
が、とは言え生き残る為には、スキー雑誌出版社は、電子書籍版も試さない訳には
いかないとも、私は思います。

以上、スキー雑誌の四方山話でした。

ちなみに、私のスキー仲間には、Bravo Ski、Fall Line、FREESKiiNG等の雑誌や
フリースキーのDVDを継続して購入し、自分自身のスキーのモチベーション高揚
の一助としている者もいる事を、追記しておきます。
彼等は、私より遥かにスキーが上手いです。
しかも、更に上手くなろうとする意欲を持ってます。

オイオイ!!一方、お前は!!だから何時迄も下手なんだよ!!m9( ゚д゚)
ハイ!俺は下手だよ!!(〃^ー^〃)
(´・ω・`)私はもう、雑誌は買わないと思う。

図書館の雑誌コーナーのスキージャーナル廃刊で空いた棚に………
Bravo Ski!!щ(゚д゚щ) カモ~~~ン!!
甲斐性無しで、スキー雑誌出版社にお布施もせず、すみません。m(_ _)m

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