2013年8月25日日曜日

Perisher Ski Resort・オーストラリア連邦New South Wales州

今回取り上げるスキー場は、Perisher Ski Resortです。
オーストラリア連邦New South Wales州に位置します。
オーストラリア連邦の首都キャンベラから約138km離れています。

オーストラリア最大規模のスキーリゾートです。
例年約1.9mの積雪が有るスキー場です。

子供向けのスキー教室は充実してるようなので、家族客には良さそうです。
ですが私個人は、イマイチ滑ってみたい意欲が湧きません。
う~ん、景観、地形、コースも何か観光地の華やかさを感じられません。
まぁ、Google Earthで見ただけで、酷評するのも失礼なんですが・・・・・・

さて、Perisher Ski Resort、如何でしょう。
スキー場は標高差約334m、コース面積約1244haです。
元々4つのスキー場から構成される、かなり大規模なスキー場です。
でも、その規模の割に、標高差が小さいんですよね。

今冬、ワールドカップの下部大会に当たる、スーパーコンチネンタルカップが
開催されました。
来年のソチ五輪の代表選考に直結する程の重要な大会という訳ではない
ようです。現エースの伊藤みきも出場を取り止めています。

ですが、上村愛子や遠藤尚をはじめとする日本人選手の活躍は素直に
嬉しいですね。上村愛子さん、いつの間にかベテランですね。
日本ガンバ!若手ガンバ!ベテランがんば!

優勝は地元オーストラリアのMatt Grahamです。
モーグルでオーストラリアといえば、かつて圧倒的強さを誇った人・・・・・・
いましたよね。

そう!Dale Begg-Smith!トリノの金、バンクーバーの銀メダリスト!
あまりに安定感がある滑りで、個人的には私はあまり観てて面白くない
という印象だったんですが。
そう言えば最近見ない?

地元でも彼は行方不明で心配されてたようです。
雪の斜面など無い中南米の島、タックス・ヘブンのケイマン諸島に居ることが
判明したようですね。

コーチのSteve DesovichはDaleがソチ五輪に参戦する確率は五分五分と
言ってます。本当?可能性なんてあるの?
彼の動向もちょっと気になります。

全景:Perisher Ski Resort

拡大 斜面 公式 天気 現況

【★関連記事 表示/非表示★】

【★関連動画 表示/非表示★】

2013年8月19日月曜日

Cardrona Alpine Resort・ニュージーランド国Otago地方

今日お伺いするスキー場はCardrona Alpine Resortです。
ニュージーランド国Otago地方に位置します。

ニュージーランド南島のワナカ郊外にあるスキー場です。
例年約2.7mの積雪が有るスキー場です。
4つのパーク、2つのハーフパイプ、1つのクロスコースが設置されています。
実に面白そうですね。

さて、Cardrona Alpine Resort、如何でしょう。
スキー場は標高差約600m、コース面積約345haです。
そこそこ大規模なスキー場です。ぜひ滑ってみたいものです。

今冬も、FIS World Cup Halfpipe Competitions を開催しました。
開催地については、Snow Parkの経営不振による紆余曲折があったようです。

X Gamesも兼ねての大会ですが、来年のソチ五輪の代表選考という意味でも
重要な大会だったようです。

日本人は小野塚彩那が決勝に進出しましたが、結局11位に終わりました。
代表選考は保留ですかね?
安床兄弟や成田緑夢は間に合わないのかな?
日本人選手の今後の奮起を期待します。日本ガンバ!

ところで、この大会期間中、選手達は悪天候で苦労したようですね。
大会終了後ですが、強めの地震もあったようです。

厳しい気候、地震が起こるような土地だからこそ、スキーがより楽しめる
雪が降り、山岳が形成される・・・とも、言えます。
豪雪国、地震国に生まれたなら、スキーをするのは運命かもね。
同じ阿呆なら滑らにゃ損、損♪

全景:Cardrona Alpine Resort

拡大 斜面 公式 天気 現況

【★関連記事 表示/非表示★】

【★関連動画 表示/非表示★】

2013年8月17日土曜日

飛騨ほおのき平スキー場・日本国岐阜県

今回取り上げるスキー場は、日本国岐阜県の飛騨ほおのき平スキー場です。

実際訪問した時の滑走感の印象を、私はほとんど記憶して無いのです。
斜度は緩やかで途中の平坦地の先にちょっとだけ急斜面が有ったような?
コブ斜面の記憶が全く無い。無かったのかな??
パークの記憶も無いけど、無かったのかな???
ベースから見上げて右手上部の短い急斜面を滑った記憶も皆無です。

う~ん、単なる健忘症か・・・・・・
まぁそこそこ楽しんだのは間違いないです。
中心となるセンターハウスがゲレンデベースに無かったのは印象に強く
残ってます。

さて、飛騨ほおのき平スキー場、如何でしょう。
スキー場は最長滑走距離約2km、標高差約350m、コース面積約91haです。

夏季にはコスモス園を開設してるようですね。綺麗そうですね。
暑さ対策として降雪機でミストシャワーを噴出してるそうです。
良い工夫ですね。

それに夏季といえば、サマースキーの聖地乗鞍高原大雪渓へのバス停留所が
このスキー場に在るようですね。
知り合いのB級の競技に出場してるモーグル好きの人も、夏には乗鞍大雪渓
へ行くと言ってました。そのヤル気、凄いです。

で、季節は移ろい、リフト座席の取付け作業も始まったとのこと。
もうすぐ冬ですね~

朝日新聞記事をそのまま引用すると・・・・・・
標高1250~1550メートルに広がる約80ヘクタールのゲレンデには、2人乗りと
4人乗りのリフト計7基がある。昨シーズン後に外した2人乗り6基の搬器約450
個を、改めて付け直す作業だ。1個で重さ約80キロあり、8人の作業員が2日間
で終える。 12月14日のオープンに向け、今月20日からは気温が零下3度以下
になる夜間に人工降雪機で雪を積もらせる。今季から圧雪していない林の中を
滑れる上級者向け「オフピステ」を3カ所用意。初日はリフト券無料で、19歳向
けの平日リフト券無料も続ける。 事業組合専務理事の宮前勝さん(45)は
「パウダースノーが自慢。楽しんでもらえる工夫を続けたい」と話す。
今季も前年並みの11万人の利用を見込む。
・・・・・・だそうです。

オフピステの開放!英断!!楽しみですね~ヽ( =´▽`=)ノ
んで、クリスマス寒波、降雪!積雪!ヽ( =´▽`=)ノ

全景:飛騨ほおのき平スキー場

拡大 斜面 公式 [facebook] 天気 現況

【★関連記事 表示/非表示★】

【★関連動画 表示/非表示★】

2013年8月9日金曜日

戸狩温泉スキー場・日本国長野県

今回取り上げるスキー場は、日本国長野県の戸狩温泉スキー場です。
オーナーは戸狩観光(株)です。

川を挟んだ真向かいの野沢温泉には冬にも夏にも何度か行ったことが
有るのですが、戸狩温泉に立ち寄ったことは無いです。

全国的に知名度の有る野沢温泉に近すぎるのが、このスキー場の不運
かもしれません。
地続きの山ならば客が流れて来そうですが、川で地域が分断されて
いるので、好影響も限定的なのでしょうね。

戸狩鍋という地元料理が有るみたいです。
石狩鍋みたいで語感が良いですが、世間には認知されてなさそうです。
野沢菜のような地名を冠した名産でも有れば良いのですが。

さて、戸狩温泉スキー場、如何でしょう。
スキー場は最長滑走距離約3km、標高差約650m、コース面積約139haです。

戸狩観光は、長野地裁に民事再生法の適用を申請しました。
負債総額は約3億5千万円です。
2011年3月の東日本大震災の影響や、2012年1月の雪崩によるリフト電源
設備故障と営業一時休止等が経営を悪化させたそうです。

あの大震災はあまりにも大きな災害だったので、特殊な状況ですが
ハイシーズンを過ぎた3月の震災の影響が大きいという事を考慮すると
スキー場経営は本当にギリギリの綱渡りなんですね。

経営を継続し再建を図る為、支援企業を募っているそうです。
心配ですね。支援企業の応募が有れば良いですね。
と思ったら、複数の企業が応募してるようですね。

で、滋賀建機(株)が運営受託したようです。
社長が学生時代当スキー場を訪れてた縁で応札したとのこと。
現体制で2013-14シーズンは当面営業後、新体制に移行するようです。

具体的には、滋賀建機と戸狩観光が共同で新会社を設立し、滋賀建機がスキー場
運営に参画する。但し滋賀建機はスキー場運営経験が無いので外部の専門家も
経営に参加させるとのことです。

う~ん、じゃ、(株)マックアースを選定すれば良かったのではない?
スキー場運営経験豊富だし。落札価格に著しい差が有ったのかな?

一方、落選したマックアースの社長も、ブログで結果報告してます。
こういう事後フォローは誠意ある態度で良いですね。

ところで戸狩温泉スキー場は、安全索道(株)が高速トリプルリフト(全長1051m)
を1985年に建設した、リフト高速化の国内における先駆けスキー場です。

滋賀建機、マックアース、安全索道、全て本社が滋賀県にある企業ですね。
こうゆうのも縁と言うのでしょうか?
マックアースや安全索道は日本全国各地で事業展開してるので
このスキー場特有の縁と言うのは、ちょっと無理が有りますかね。

・・・・・・と書きましたが、マックアースの本社はあくまで兵庫県に所在しており滋賀県
に西日本本社、長野県に東日本本社が所在するとのこと。
私の理解不足のようです。すみませんでした。(´・ω・`)
本論じゃない事で話を膨らますと、碌な事が無いですね・・・・・・

全景:戸狩温泉スキー場

拡大 斜面 公式 天気

【★関連記事 表示/非表示★】

【★関連動画 表示/非表示★】

2013年8月8日木曜日

妙高赤倉スノーエリア・日本国新潟県

今回取り上げるスキー場は、日本国新潟県の妙高赤倉スノーエリアです。
世界屈指の豪雪地帯・妙高高原にあるスキー場です。
2つの個別のスキー場の統一名称です。
赤倉温泉スキー場のオーナーは(株)鈴木商会です。
赤倉観光リゾートスキー場のオーナーは(株)赤倉観光ホテルです。

くまどーゲレンデはナイター滑走で結構色々なパークアイテムを挑戦
できたのが記憶に残っています。とても楽しかったです。ヽ(*´∀`*)ノ
チャンピオンゲレンデのコブは、訪問当日荒れ気味だったのが残念です。
斜度は十分急で、挑戦しがいを感じました。(〃^ー^〃)
そしてチャンピオンの上部ゲレンデの雪質が良かったのも印象的です。

晴天率は低いですが、豊富な積雪を楽しめるスキー場として外国人にも
人気のようですね。

妙高地区は長野県のスキー場と共同で、オーストラリアからの誘客に
取り組み、2008年度から客数が倍増しているそうです。
新潟県内自治体で、外国人観光宿泊数は新潟市、湯沢町についで
妙高市は3番目に多いそうです。

その一方で、妙高地区の老舗ホテルの破産も報じられています。
スキーブームの頃のように、ほぼ全ての宿が潤う時代では無いのですね。
私は学生の頃、倶楽部の夏季合宿で赤倉に一週間程宿泊したことも
あります。今はそんな合宿客も見込めないのでしょうか?

さて、妙高赤倉スノーエリア、如何でしょう。
隣接する赤倉温泉スキー場と赤倉観光リゾートスキー場が、共通リフト券で
相互利用出来ます。実質2つで1つのスキー場と見做せるので、合算すると
最長滑走距離約4.4km、標高差約740m、コース面積約123haです。

但しあくまで、独立したスキー場を其々の索道事業者が経営しています。
従って2008-09シーズンは、赤倉温泉と赤倉観光リゾートの事業提携が
纏まらず、共通券が廃止となりました。

現在共通券は復活してますが、今後の不安要素ではありますね。
再び共通券廃止にでもなれば、利用客としては残念です。

妙高地域振興の話題を一つ、ご紹介します。
2014年6月に自主製作映画「未来からのメッセージ」が公開されるそうです。
赤倉観光リゾートスキー場もロケ地となり、映画に登場するそうです。

そう言えば、北陸新幹線開通も間近です。
妙高地域のリゾート産業にとっては、反転攻勢の好機ですね。

全景:妙高赤倉スノーエリア

拡大 斜面 公式:赤倉温泉 公式:赤倉観光リゾート
天気:赤倉温泉 天気:赤倉観光リゾート


【★関連記事 表示/非表示★】

【★関連動画 表示/非表示★】

2013年8月6日火曜日

牛岳温泉スキー場・日本国富山県

今回取り上げるスキー場は、日本国富山県の牛岳温泉スキー場です。
オーナーは地方自治体・富山市です。

富山県で唯一の人工降雪機を備え、暖冬時にも滑走可能なスキー場
だそうです。
富山市郊外の手軽なスキー場として、家族客に人気のようですね。

本来、独立した2つのゲレンデをロープウェイで繋げたスキー場ですが
運営合理化の為、谷むこうのユートピアゲレンデは現在閉鎖しています。

さて、牛岳温泉スキー場、如何でしょう。
スキー場は最長滑走距離約2km、標高差約300m、コース面積約57haです。

夏季の集客イベントとして、山上を電飾で彩る催しをしてるようですね。
なかなか綺麗そうですが、ちょっと人工的すぎませんかね。
自然の景観と調和するのかな?好評だと良いですね。

以前イオックス・アローザの帰りに寄った、露天風呂から眺めた富山市街の夜景に
私は旅情を感じました。
まぁ、夜景を売りにする程の派手な光量の町並みじゃ無いと思いますが、その寂しげな
様こそが、旅情を掻き立てる気もします。

富山市観光振興課の資料によれば、索道設備更新費や将来の利用客減少を理由に
スキー場廃止を検討してるようですね。心配です。
ナイターの滑走可能面積が日本最大級だそうですが、これ収益性に悪影響は無い
のでしょうか?

全景:牛岳温泉スキー場

拡大 斜面 公式 天気

【★関連記事 表示/非表示★】

【★関連動画 表示/非表示★】

2013年8月2日金曜日

六甲山スノーパーク・日本国兵庫県

今回取り上げるスキー場は、日本国兵庫県の六甲山スノーパークです。
オーナーは阪神電気鉄道(株)です。子会社の阪神総合レジャー(株)が運営を
しています。
1964年開業より2014年に50周年を迎えるのを機に、六甲山人工スキー場から
六甲山スノーパークに改名します。

規模的には完全に地元民向けの小さなスキー場です。
但し、神戸市郊外という都市近郊の地の利もあり、なかなか人気なのだとか。

意外にも外国人観光客も多いそうです。外国人向けに翻訳サービスも新たに
提供し、更なる集客を期待しているそうです。
スノーランド(雪ぞり・雪遊び専用ゲレンデ)の面積を2倍(10,000㎡)に拡大する
など子供向けのサービスも充実させるそうです。

さて、六甲山スノーパーク、如何でしょう。
スキー場は最長滑走距離約260m、標高差約42mです。
温暖な土地の人工スキー場なので、ゲレンデが北斜面なのは妥当な設計だと
思いますが、折角の神戸の美しい夜景が見れないのは残念ですね。

・・・で時はたち、季節は移ろい、造雪作業が始まりました。
どこの地域にも季節のニュースがありますが、関西地方では六甲山小学校の
ストーブの火入れ式と、このスキー場の造雪作業は、鉄板ネタです。

新型製氷機は従来の2.4倍の1日120トン造雪可能で、既存製氷機も併用して
作業するとのこと。

私のニーズとはかけ離れたスキー場なので、実際に伺うことは無いでしょうが
普段スノースポーツに縁のない方が体験してみるには、良いスキー場ですね。

全景:六甲山スノーパーク

拡大 斜面 公式 天気

【★関連記事 表示/非表示★】

【★関連動画 表示/非表示★】