2018年4月30日月曜日

崇礼汗海梁滑雪場・中華人民共和国河北省

今回取り上げるスキー場は、崇礼汗海梁滑雪場です。
これから開発される新設スキー場です。
中華人民共和国河北省張家口市崇礼県に位置します。

オーナーは中国不動産大手の万科集团です。
その子会社の万科(張家口)旅遊開発有限公司から、スキー場の開発設計事業を
吉林西武リゾートコンサルティングが受託しました。Σ( ̄□ ̄;)
日経産業新聞の記事を紹介します。

<引用開始>
プリンスホテルは2022年に北京冬季五輪が開かれる河北省張家口(ちょうかこう)
市で、大規模スキー場の開発・設計のコンサルティング業務を受託した。中国の
不動産大手の万科企業が19年12月ごろに予定している「崇礼汗海梁(チョンリー
ハンハイリャン)スキー場プロジェクト」の第1期開業を支援する。中国は国を
挙げて冬のスポーツを振興する方針で、プリンスホテルは得意とするスキー場を
核としたリゾート開発で中国市場を開拓する。
プリンスホテルが全額出資する吉林西武リゾートコンサルティングが、万科企業の
子会社の万科(張家口)旅游開発と契約した。崇礼汗海梁スキー場は37年までに
第3期までを開発する計画で、スキーコースだけで432万平方メートルの面積を
開発する。別荘やテーマパーク、マウンテンスポーツ学校などを併設し、通年で
楽しめるリゾート施設にする計画だ。プリンスホテルはこのうちスキーコースで
131万平方メートルに当たる第1期の開業支援を請け負う。金額は非公表。
北京の北にある張家口市は22年の北京五輪の開催地。現時点で開発地は五輪会場
にはなっていないという。北京市から張家口市まで車で3時間半で、19年末には
高速鉄道が開通して1時間ほどで行けるようになる。
吉林西武は15年1月に河北省の東北にある吉林省で同じ万科企業から「松花湖
プリンスホテル」と「松花湖スキー場」の運営を受託した。16年にホテルは
フランチャイズチェーンに、スキー場はコンサルティングの契約に切り替え、直接
の運営からは手を引いている。
プリンスホテルは17年にオーストラリアのステイウェルホスピタリティーグループ
(シドニー)のホテル事業を買収した。海外のホテルを現在の28から27年までに
100に増やす方針。アジアを中心としたリゾート開発の指導でも海外事業を広げる。
プリンスホテルを中核とする西武ホールディングス(HD)のホテル・レジャー事業
は訪日客増の追い風を受けて17年3月期の売上高が1885億円とこの5年で約3割
伸びた。20年3月期は2316億円をめざす。
<引用終了>

記事によると、プリンスが受託したのはスキー場開発の一部です。
将来拡張予定のエリアも含めると最終的には、18基の索道、FIS公認5コースを
含む90コース、延べ総滑走距離130kmのようです。
(((;゚д゚))) 大規模なスキー場開発計画ですね。

さて、崇礼汗海梁滑雪場、如何でしょう。
スキー場は、最長滑走距離約?km、標高差約810m、面積約432haです。

相変わらず中国のリゾート開発プロジェクトは、大規模です。
内需で経済がまわる人口経済規模の国家は、強いですね。
その市場に参入したい外国に対する、外交カードにもなるし。
2017年の中国スキー産業白書によれば、中国国内スキー客数は2015年の1250万人
から2年で500万人増え、2017年には1750万人に達しています。
2022年の冬季五輪開催に向けて、増加傾向は堅調です。

このブログ記事投稿時点で、スキー場は影も形もありません。(´・ω・`)
Google Earthで山容を観察しても、よく分かりません。

こんな漠然として内容のないブログ投稿じゃ、┓(;´_`)┏あきませんな。
崇礼汗海梁滑雪場完成後に、ちゃんと調べて追記しないと…………

全景:崇礼汗海梁滑雪場

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