2018年2月28日水曜日

草津温泉スキー場・日本国群馬県

今回取り上げるスキー場は、草津温泉スキー場です。
このブログ記事投稿時点では、草津国際スキー場ですが、2018年4月に改名します。
日本国群馬県草津町に位置します。
オーナーは草津町で、草津観光公社が運営しています。

改名のキッカケは、本白根山の噴火災害です。
産経ニュースの記事を紹介します。

<引用開始>
12人が死傷した草津白根山の本白根山(草津町)の噴火は23日、発生から1カ月
を迎えた。噴石による被害に遭い、利用客が大幅に減った「草津国際スキー場」は
4月から「草津温泉スキー場」に改称。スキーの初・中級者や家族連れの呼び込み
に重点を置く戦略で再出発を図る。
居心地の良さを売りに、訪日外国人客(インバウンド)にもアピールし、客足を
回復させたい考えだ。
全長8キロのゲレンデが上級者に人気だったスキー場は噴火直後、客足が激減。
安全を優先するため、ロープウエーと山頂付近のゲレンデの廃止を余儀なくされた。
スキーコースが縮小する中、取り組んでいるのが初・中級者向けの設備の充実だ。
御成山ゲレンデに子ども向けのミニハーフパイプを設置したり、ポールを立てて
回転コースを作ったりするなどの工夫を凝らしている。
噴火前から何度も利用しているという前橋市の60代の女性客は「ロープウエー
はもともとレストハウスから遠いので、使っていなかった。雪質は良いし、下の
コースだけで満足です」と笑顔を浮かべる。
「目指すのは、初・中級者や家族連れにとって居心地が良いスキー場だ」
そう語るのは、スキー場を運営する草津観光公社の長井英二社長(60)。
客足については「例年の半分程度には戻ってきている」と明かす。
来年はレストハウスのトイレの修理なども行う予定だという。
同時に、スキーコースが縮小した分の埋め合わせも模索している。
具体的には、青葉山ゲレンデの現在使われていないコースを復活させる案などを
検討している。
近年は台湾や香港などからの外国人客が多く訪れるといい、練習用に初・中級の
コースが利用されるという。
長井社長は「スキーは1日で滑れるようになるので、挑戦する外国人客が増えて
いる。来季に6~7割のスキー客が戻ってきてくれれば」と期待を寄せている。
<引用終了>

復活の鍵は、外国人客と家族客や初中級者と、運営側は見ています。
日本人上級者はお呼びでない?お呼びでない?お呼びでない………
こりゃ又、失礼しました。(´・ω・`)

まぁ、噴火災害の痛手を取り返さないといけませんから……
(´・ω・`)稼げる客から稼がないとね。

インバウンド重視を宣言しつつ、改名で「国際」の看板を外すのが面白いですね。
私は草津のスキー場には、「温泉」の看板こそ相応しく、良い改名と思います。

平昌五輪のテレビ国際映像のスコア欄で、英国はGBR(Great Britain)と表記
されていました。UKじゃ無いんですね。

国名に「大」「中華」と付けるのは、スキー場名に「国際」を冠するのと同じ
感性です。付ける側はシタリ顔なのでしょうが、第三者は其れでその対象の格も
上がるとは受け取らないモノです。
(´・ω・`)それどころか、実体に格が伴わないと、むしろ滑稽にさえ見えます。

さて、草津温泉スキー場、如何でしょう。
標高差約?m、最長滑走距離約3.5km、コース面積約?haです。

今回の噴火で、ロープウエー廃止、本白根ゲレンデ閉鎖となりました。
ゲレンデ閉鎖の為、8kmだった最長滑走距離は、3.5kmになります。(´・ω・`)
標高差やコース面積も当然大幅に減少しますが、現在、具体的な数値は不明です。
引用した新聞記事に、昔廃止したコースの復活も検討中とあるので、スキー場の
スペックは暫く流動的です。

閉鎖されたゲレンデは、上部の上級者コースです。
眺望の面白さ、滑走の面白さ、その両面で残念です。(´・ω・`)
営業再開したゲレンデは一部急斜面もあるものの、初中級コース主体です。
初級者も上級者も楽しめる大規模スキー場から、初中級者向きの中規模スキー場へ
変貌せざるを得ないようです。(´・ω・`)

噴火は、温泉と共にあるこの地の宿命(サダメ)です。
良きも悪しきも、火山と共にあるのです。
(。・ω・)ノ゙只々、草津温泉スキー場の復興を祈ります。

全景:草津温泉スキー場

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