今回取り上げるスキー場は、Rosa Khutor Alpine Resortです。
ロシア連邦Krasnodar地方にあります。
Krasnodar地方は黒海沿岸に位置し、ロシアでは温暖な地域です。
なのでむしろ、ソチはロシア国内としては、避寒地としてのリゾート地です。
ソチからすぐ北にある西カフカース山脈はユネスコの世界遺産の景勝地です。
スターリンからプーチンまで、歴代指導者たちの別荘地だそうです。
そして2014年、ロシア初の冬季五輪開催地と成ります。
ソチ五輪ではフリースキーにも種目開放します。
スキーのグラスノスチ（改革開放政策）という訳です。
ペレストロイカのキッカケはチェルノブイリ事故でした。
そして、ソ連も冷戦も吹き飛びました。そのロシアでの冬季五輪です。
日本の現状を顧みても、何か感慨深いです。
ソチ冬季五輪ではRosa Khutor Alpine Resortで、アルペン系スキー競技も
フリースタイル系スキー競技も開催されます。
そしてスノーボード競技の会場でもあります。
ソチ冬季五輪も雪不足を懸念する記事が散見されますね。
大丈夫なんでしょうか？
ロシア国内なら他に豪雪地もありそうですが、まぁ、ソチを更に発展させたい
という国内事情も有るのでしょうね。
さて、Rosa Khutor Alpine Resort、如何でしょう。
スキー場は総延長約80kmと大規模で、周辺の開発も佳境です。
リフト数18、コース数40、標高差約5726ft、コース面積約1336acresです。
ところで・・・
ソチは中東に近いという今迄の冬季五輪開催地とは異なる特徴が有ります。
何かと紛争が続くこと、乾燥地であること等々、雪上スポーツに縁遠い地域
なので、ソチ冬季五輪が中東地域の人々の感心を引けば良いのですが。
ちなみにロシアって日本人にとっては得体のしれない怖さを連想させる国
とも言えますね。「オソロシア」なんて軽口も有りますものね。
ソチ冬季五輪、ロシアの世界各国選手・観客に対する「お・も・て・な・し」にも
注目ですね。
(((；ﾟдﾟ))) ロシアに「お・も・て・な・し」されるのも何か怖そうですが・・・
で、ソチ冬季五輪、開幕しました。
相関性がどれほど強いか不明ですが、五輪開幕を機に、国内スキー場の
来場客も増加して、盛り上がりの兆し有りとのことです。
で、肝心の競技ですが・・・・・・
採点競技の公正な運営について思うところがあります。
公正で無い。それがモーグル競技を観戦した、私の感想です。
柔道やレスリングなど自国の名誉を背負う覚悟のある団体なら、その場で
不当な判定には抗議します。今回はそんなレベルの採点に見えました。
SAJには抗議する覚悟も選手を守る気概も無いのでしょうか？
潔ければ良いのですか？
コーチのヤンネのタイガーマスクの意味、SAJ役員はどう理解してますか？
NHK放送の実況と解説、それが客観放送ですか？
口を濁し過ぎじゃありませんか？
国際社会は、黙ってる国に同情する程甘くありません。
僕ちゃん正しいのに・・・・・・と散々一方的に譲歩し、それでも同情されないと
突然発狂して、連盟から脱退とかもやめてくださいよ。
戦前の日本帝国の松岡洋右でもあるまいし。
不正には都度抗議する。
どれだけ不条理でも決して討議の場からは抜けない。
そんなタフさを、選手を支えるSAJ役員には期待します。
上村選手は、自国の代表として誇れる滑りでした。
西選手は、自国の声援に応える滑りでした。
怪我や明らかな失敗の有った選手も、気合と無念、伝わりました。
日本の選手の皆様は、胸を張っていただきたい。
繰り返します。採点競技の公正さには、不満です。
が、それでも、それでも、流石五輪。
やはり、スノースポーツの迫力を魅せつけらる大舞台です。
選手が如何に危険を冒して超絶技を繰り出しているか、観ていて伝わる。
ビンビンと、ビシビシと、感じます。
気を取り直し、引き続き
スキー、スノーボードの日本人選手達にエールを送ります。
ガンバ！
お！平野選手「銀」、平岡選手「銅」、スノーボード・ハーフパイプ！
おめでとう！( ´∀｀)人(´∀｀ )
全景：Rosa Khutor Alpine Resort
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現況
公式：Sochi-Alpine Ski Resort Rosa Khutor
公式：Sochi 2014 Olympics locations | Venues, Mountain Clusters
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