今回取り上げるスキー場は日本国岐阜県のチャオ御岳スノーリゾートです。
オーナーは飛騨森林都市企画(株)です。
飛騨森林都市企画の大株主であるJR東海は保有する全株式を、マックアースグループ
へ売却しました。
JR東日本が経営するガーラ湯沢と異なり、強みの鉄道駅近接では無いので集客には
苦労していたようですね。
御嶽周辺には何度か行ったことが有るのですが、チャオ御岳スノーリゾートに実際に
立ち寄ったことは無いです。
木曽高速と称される国道19号ですが、かなりの距離ですから、このスキー場に行くのは
運転で疲労する覚悟がいります。
バスを木曽福島駅から用意していたようですが、それもどうなんでしょう?
このスキー場実は岐阜県なので、長野県内の駅を観光の起点にしても
地元の人が本腰で応援してくれないのでは無いでしょうか?
邪推かな?馬籠宿が地元住民の希望で、岐阜県に編入された例もありますし勘繰って
しまいます。
名湯と名高い岐阜県の下呂温泉を観光の起点にした方が、地元の応援を得られそう
と思うのは、私の素人発想ですかね?
下呂なら魅力的な宿泊プランを企画出来そうだけど、どうでしょう?
離れ過ぎかな?道も険しい?
さて、チャオ御岳スノーリゾート、如何でしょう。
スキー場は最長滑走距離約2.25km、標高差約380m、コース面積約42haです。
JR東海は株式売却後も車両や駅構内での宣伝などでマックアースに協力するとの
ことです。
JR東海のような有力企業が集客に苦戦したこのスキー場、マックアースの経営手腕
に注目ですね。
今季もオープニング企画として1000円1日券を実施しているそうですが、ネットの口コミ
を検索すると、あまり集客には結びついていないようですね。
ちなみに、開田高原マイアとゲレンデを繋ごうという、なかなか壮大な構想(夢)
も有るようですね。
開発維持費、環境保全、県境二重行政対応と、ハードルは高いです。
なので実現性には乏しいのでしょうが、こういう案を聞くとワクワクしますね。
2014年9月27日御嶽山が噴火しました。
気がかりです。
で、2014-15シーズン営業について動きが有りました。
中日新聞の記事を一部引用します。
<引用開始>
御嶽山麓にある高山市高根町のスキー場「チャオ御岳スノーリゾート」が、今冬の
営業に向けた準備を始めた。今も捜索活動が続く山頂から事務所まで六キロほどの
距離にあり、噴火直後は営業を自粛すべきかどうか迷ったが、風評で落ち込んだ周辺
の観光客を取り戻そうと動きだした。
先週初めごろから作業をはじめ、六日はリフトの作動を確認。
支配人の日向真樹(ひなたまさき)さん(40)は「捜索が行われている中で、のんきに
商売してていいのか」と考え、今季の営業にためらいもあった。
「葛藤は今もあるが、活動をしないと町も元気にならない。これがわれわれの役目」と
思い直した。
<引用終了>
さて、世間の反応は?
全景:チャオ御岳スノーリゾート
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