今回取り上げるスキー場は、Cerro Castor(セロ・カストール)です。
アルゼンチン共和国ティエラ・デル・フエゴ州に位置します。
州都ウシュアイアから約26km東に在ります。
ウシュアイアの気候は年間を通して涼やかです。
夏の平均気温はせいぜい摂氏10度ほどです。
が、緯度の割に意外にも冬の平均気温も摂氏0度ほどだそうです。
南極大陸に近いのに、極寒の地と言う訳でも無いようです。
Cerro Castorは、地球上で最南端に在るスキー場です。
6月中旬から10月中旬頃まで滑走可能です。
世界各国のナショナルチームが頻繁に訪れるスキー場のようです。
FISコンチネンタルカップ等の公式戦の開催地でもあります。
スノーパーク1つ、スキークロス1つ、モーグル2つの専用コースが設営されます。
オフピステ滑走やクロスカントリーも楽しむ事が可能です。
ガッツリ滑りたい志向の私には、とても魅力的に見えるスキー場です。
一方で、子供向けのイベントやサービスも充実してます。
公式マスコットがお菓子や風船をスキー場各所で配布、景品付きの各種ゲームや
スキーやスノーボードの親子レース、等の企画が開催予定です。
その他にも様々なイベントが企画されています。
で、その中には変な大会も・・・・・・
2014年8月9日にテーラーメイドSnowgolf選手権、2014年9月12日にSnowpolo大会が
開催予定とのこと。流石に・・・・・・どうなんでしょう??
「雪上ゴルフ」・・・・・・全部バンカーショットみたいになるのか?( ̄□ ̄;)
「雪上ポロ」・・・・・・スキーで滑るのかと思いきや、結局乗馬なのかよ!( ̄∇ ̄;)
う~ん、もはや何が何やら。雪上でやる必要があるのでしょうか!?┓(;´_`)┏
珍妙なスポーツ・・・・・・いやいや、「アイスホッケー」「水球」が競技として成立
しているのだから、この種の競技が有っても良いのかも!!
ならば寧ろ、「スキーで滑りながらプレーしろよ!」と、私は思います。( ̄~ ̄;)
さて、Cerro Castor、如何でしょう。
標高差約862m、コース総延長距離約29.1km、コース面積約650haです。
30のコースが有り、人工降雪機がその内の2コースに配備されています。
アルゼンチン国内で最新のスキー場です。
当初は3つのチェアリフトと1つのTバー、15のコースで1999年7月に開業しました。
FISがこのスキー場を南半球の重要拠点のひとつと考えているようで、施設の充実化
が順調に進みました。
現在は、チェアリフト5基、Tバー3基、コンベア3基を備えます。
アルゼンチン政府は、過去12年で2度目のデフォルト(債務不履行)に陥る可能性が
濃厚ですが、2014年W杯サッカー大会では、準優勝と健闘し、意地を見せました。
南米のサッカー強豪国同士のブラジル人とアルゼンチン人は、互いにライバル視して
ファンが・・・・・・いや・・・・・・全国民が、火花を散らしてましたね。
直接対戦は無かったですが、準決勝、3位決定戦で惨敗したブラジル人は、決勝戦で
ドイツを応援し、アルゼンチンを野次ってたようですね。
又、アルゼンチンはフォークランド諸島をめぐって英国と軍事衝突した国です。
所謂、フォークランド紛争です。
ある意味、気概のある国民性なのかもしれませんね。
因みに、米国及びECは英国を支持し、ラテン・アメリカ諸国の多数がアルゼンチンを
支持しました。
日本は、アルゼンチンへの禁輸措置不支持、アルゼンチン軍撤退勧告支持という
独自の外交方針を表明しました。
東欧や中近東での紛争時同様、日本の外交的立場は難しいですね。(´・ω・`)
さて、話をスキーに戻しましょう。
ことスキーに関しては、アルゼンチンが圧勝です。異論は無いでしょう。
ブラジルも英国もスノースポーツが盛んな国では無いですが、アルゼンチンには魅力
溢れる雪山と本格的スキーリゾートが多いですからね。
なので、スキー場の話題を扱う当ブログの立場は、アルゼンチン支持かな!?
余談ですが、アルゼンチンの国旗や硬貨のデザイン、私は格好良いと思います。
かなり好きです。ヽ( =´▽`=)ノ
全景:Cerro Castor
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