わが衣手は 露にぬれつつ
今回取り上げるのは、日本でスキー場運営する主要なスキーリゾート会社です。
日本国内の複数の離れた場所に所在するスキー場の運営をしてる企業もしくは
企業グループを紹介します。
スキー場運営会社は、必ずしも資産(土地や施設)を所有する訳ではありません。
自社所有でない場合は、資産を預かって運用する訳です。
必ずしもスキー場の全ての資産(索道など)を運営しているとも限りません。
索道協会の中の1索道会社として、部分的に関与している場合もあります。
提携については、大別して業務提携と資本提携があります。
財務基盤安定、資材調達効率化、人材確保、ノウハウ共有など、提携の狙いは様々
なので、目的に応じ提携形態を選択します。
業務提携でも、ノウハウを提供するが直接運営はしない場合もあります。
資本提携の場合、出資比率次第では将来の系列化も視野に入りますから重要です。
外国のスキー場運営会社と提携する例もあります。
全景:日本のスキー場運営企業グループ
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《スキー場運営企業グループ一覧》
運営企業
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運営対象スキー場
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備考
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---|---|---|
スノークルーズ オーンズ
ピリカスキー場 箕輪スキー場 沼尻スキー場 裏磐梯スキー場 猪苗代スキー場 会津高原南郷スキー場 会津高原高畑スキー場 神立高原スキー場 斑尾高原スキー場 黒姫高原スノーパーク Mt.KOSHA やまびこの丘 Mt.KOSHA X-JAM高井富士 Mt.KOSHA よませ温泉スキー場 白馬さのさかスキー場 ヤナバスノーパーク 菅平高原スノーリゾート パインビーク エコーバレースキー場 Mt.乗鞍スキー場 チャオ御岳スノーリゾート おんたけ2240スキー場 ひるがの高原スキー場 Mt.高鷲 高鷲スノーパーク Mt.高鷲 ダイナランド 鷲ヶ岳スキー場 今庄365スキー場 国境高原スノーパーク 箱館山スキー場 神鍋高原万場スキー場 おじろスキー場 氷ノ山国際スキー場 ばんしゅう戸倉スノーパーク ちくさ高原スキー場 ユートピアサイオト 芸北国際スキー場 |
Compagnie des Alpesと資本業務提携
ピリカスキー場が加入 白馬さのさかスキー場が加入 ヤナバスキー場が加入 エコーバレースキー場が加入 神鍋高原万場スキー場が加入 沼尻スキー場 井川スキー場腕山が脱退 裏磐梯スキー場が加入 | |
富良野スキー場
雫石スキー場 万座温泉スキー場 狭山スキー場 苗場スキー場 かぐらスキー場 六日町八海山スキー場 妙高杉ノ原スキー場 志賀高原焼額山スキー場 軽井沢プリンスホテルスキー場 松花湖スキー場(提携) |
東急スノーリゾートと販促提携
松花湖スキー場を開発開業 | |
ニセコマウンテンリゾート グラン・ヒラフ
グランデコスノーリゾート ハンターマウンテン塩原 マウントジーンズ那須 たんばらスキーパーク タングラムスキーサーカス 蓼科東急スキー場 スキージャム勝山 富士見パノラマリゾート(提携) |
プリンススノーリゾートと販促提携
戸隠スキー場が脱退 ニセコワイススキー場を日本ハーモニー・リゾートに売却 | |
サホロリゾート
サッポロテイネ 夕張マウントレースイ 中山峠スキー場 サンライバスキー場 ルスツリゾート 安比高原スキー場 | ||
HAKUBA VALLEY 栂池高原スキー場
HAKUBA VALLEY 白馬岩岳スノーフィールド HAKUBA VALLEY 白馬八方尾根スキー場 HAKUBA VALLEY 鹿島槍スキー場 北志賀高原 竜王スキーパーク 菅平高原スノーリゾート 川場スキー場 めいほうスキー場 |
めいほうスキー場が加入
東京証券取引所マザーズに新規上場 菅平高原スノーリゾートが加入 | |
八幡平リゾート
スプリングバレー泉高原 石打丸山スキー場 湯沢高原スキー場 サンメドウズ清里スキー場 びわ湖バレイ サンピークスリゾート ウィスラー/ブラッコムリゾート | ||
函館七飯スノーパーク
岩手高原スノーパーク 黒伏高原スノーパーク ジャングル・ジャングル 奥利根スノーパーク 赤倉温泉スキー場 白樺湖ロイヤルヒル |
北大雪スキー場が休業(キャットツアー営業中)
表万座スノーパークが休業 | |
夏油高原スキー場
ノルン水上スキー場 伊那スキーリゾート 若杉高原おおやスキー場 群馬ホワイトバレースキー場(提携) 白馬さのさかスキー場(提携) ヘブンスそのはら(提携) アップかんなべスキー場(提携) 北京静之湖スキー場(提携) 万龍スキー場(提携) |
夏油高原スキー場が加入
ヤナバスキー場が脱退 | |
ニノックススノーパーク
六日町スキーリゾート 舞子スノーリゾート 湯沢中里スキー場 アサヒテングストン |
ニノックススノーパークが加入
瑞穂ハイランドが脱退 | |
山形蔵王温泉スキー場 [蔵王ロープウェイ]
日光湯元温泉スキー場 谷川岳天神平スキー場 |
会津高原だいくらスキー場が脱退
会津高原たかつえスキー場が脱退 | |
星野リゾート トマムスキー場
星野リゾート 裏磐梯猫魔スキー場 星野リゾート アルツ磐梯 | ||
あだたら高原リゾート
スノータウンYeti |
資産、資金、人材の最適な配置と運用がスキー場経営でも当然重要です。
しかも、季節商売で天候の影響が極めて大きいことや、人口集積地から遠いことは
スキー場経営を実に難しくしています。
制限条件が多く、経営破綻の例が後を絶ちません。
スノースポーツが娯楽として成立するかは、リゾート企業の手腕に懸かっている。
私は、そう思います。
どうか、安全で快適なサービス提供をする経営で、ありますように。
私は、そう願います。
利用者としては、適度な会社同士の競争で、サービスが向上するのを望みます。
外資の参入も、ある程度は、必要でしょう。
気分としては、日本のスキーリゾート会社の、国内外での活躍に期待します。
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