今回取り上げるスキー場は、日本国青森県の八甲田スキー場です。
11月下旬から5月中旬頃が営業期間ですが、8月頃まで山岳スキーが出来る
スキー場です。
八甲田国際スキー場、八甲田ロープウェースキー場という2つのスキー場の総称
として、八甲田スキー場と称しているようです。
ですが、このスキー場名称、あまり徹底されていないようです。
ネットでこのスキー場について調べると、名称自体のブレが激しいです。
ブランドの知名度を確立する気が無いのでしょうか?
2つの索道会社は、積極的に提携する気が無いのかな?
八甲田国際スキー場を経営するのは、八甲田パーク(株)です。
リフト2基が設置されています。
このリフトエリアは、八甲田山リフト(株)という索道会社が経営していました。
この八甲田山リフト(株)、現在ネットで検索した限り、存在を確認出来ません。
八甲田ロープウェー(株)に吸収合併されたのかな?と思ったら……
八甲田パーク(株)に移行(改名?)しているようなのです。
リフトエリアは単なる地方の小規模スキー場という趣のようです。
圧雪してあり初級者も楽しめるゲレンデとのことです。
八甲田ロープウェースキー場を経営するのは、八甲田ロープウェー(株)です。
ロープウェイ1基が設置されています。
このロープウェイエリアこそが、八甲田スキー場の本命です!!
田茂萢岳山頂からのコースは、周囲の樹氷と、津軽・下北の両半島や北海道の
遠景を楽しみつつ滑走出来るそうです。
林間と深雪滑走のダイレクトコース、長距離滑走のフォレストコースが有ります。
八甲田も樹氷が有名ですもんね。
晴れてれば、絶景を堪能しつつの滑走、さぞや気持ち良い事でしょう!
青森出身の三浦雄一郎が語る八甲田山のテレビ番組を観ました。
スキーの場面は短かったのですが、八甲田山はとても美しく、私は興味を
惹かれました。
八甲田で滑った事がある上手い知人がいます。
その経験を語る雰囲気が様になってました。
少し誇らしげで、なんか格好良かったなぁ~
海外のスキー愛好者達は、たぶん八甲田は知らないでしょうね。
此処はこのまま秘密にしておいても良い気がします。
湯沢、志賀、蔵王のような大規模観光業の集落は、兎に角あらゆる手段で
集客し続けないと、共同体を維持できない経済構造だと、私は思います。
一方で、八甲田界隈は違う気がします。
この地域は、身の丈にあった経営規模に留めた方が、長く存続出来る。
そう私は考えています。
でも結局、日本人だけの隠れ家にしたいだけかも!?ヽ( =´▽`=)ノ
「とんでもない!海外からも集客したい!」と、地元の方に怒られるかな?
でも、此処に国外客が押し寄せると、日本の奥座敷を安易に開放する感じで
なんかやだなぁ~
まぁ、杞憂ですかね……(´・ω・`)
さて、八甲田スキー場、如何でしょう。
標高差約664m、最長滑走距離約5km、コース面積約25haです。
コース面積が狭い割に、最長滑走距離が長いのが、此処の特徴です。
ある意味、大規模なスキー場です。
但し、リフトとロープウェイの共通券については、注意が必要です。
シーズン共通券は有るようですが、1日共通券は無いようなのです。
う~ん、不便……(-_-メ)
ロープウェイエリアは、原則としてオフピステです。
看板、ポール、ネット等で滑走ルートを指示する事で、オフピステを滑走可能エリア
に設定しているようです。
更に、パトロールが常に巡回する事で、一般ゲレンデと同等の安全性を確保して
いる訳です。
それ以外にもツアーコースが6ルート有ります。
スキー場ベースに回帰せず、場外の温泉地へ下山するコースです。
宮様・中央・城ヶ倉ルートは3月上旬、銅像・八甲田温泉・箒場岱ルートは4月上旬
に開放されるようです。
因みに、八甲田温泉ルートの場合、約5.3kmの滑走が楽しめます。
完全なオフピステです。危険故に単独行禁止とのことです。
雪庇、クレバスなど自然の罠がテンコ盛りのようです。
自然の罠、天候の厳しさと言えば……
『雪の進軍』ですね。(・_・;)
『八甲田山死の彷徨』ですね。( ゚д゚ )
『天は我々を見放したぁぁぁ』ですね。(;´д`)
映画『八甲田山』 の初見時のインパクトは、強烈でした。Σ(゚д゚lll)ガーン
(((;゚д゚)))雪山は怖い………
2014年5月、八甲田の無人の筈の別荘から無言の119番通報があり、報道番組や
ネット掲示板等で話題となりました。
日本人なら誰もが雪中行軍遭難との関連を連想して、肝を冷やす事件です。
この話題、実は中国系メディアも喰い付いているんですよね。
怪談話はどこの国でも受けが良いのかもしれません。
心霊スポットとして、八甲田スキー場が中国人客に注目されたりして……
私に霊感は無いです。
死後は唯「無」と考えるとちょっと怖い気はします。
なので、エネルギー保存の法則かなんかで「霊的エネルギー」が存続したら良い
のにと、漠然と思う事はあります。
空想科学の物語では、魂を機械に記録出来るかというテーマがありますね。
『攻殻機動隊』の世界です。
逆に機械に魂は宿るかというテーマも、印象深いです。
『2001年宇宙の旅』『ブレードランナー』『攻殻機動隊』等々、名作揃いです。
『フィールド・オブ・ドリームス』『異人たちとの夏』等々、死者との心の交流を
描いた映画も私は好きなので、霊(魂)が存在しないとすれば、残念です。
それでも、「霊は存在しない」と言うのが、現時点での私の結論です。
但し、死者を茶化すと祟られるかもしれません。
私は夏に恐山を訪問した事があります。
独特の雰囲気を感じました。
(´・ω・`)科学的じゃなくても、超常のモノを畏れる謙虚さは有って良いと思います。
怪談話で盛り上がる事自体は良いと思いますが、一方で死者に対する哀悼の心
は忘れないでいたいものですね。
ところで、『かないくん』という絵本、話題になっているそうです。
糸井重里が企画監修、谷川俊太郎が文、松本大洋が絵を担当した作品です。
死をテーマにしています。スキー場が物語の舞台として登場するとのことです。
一読の価値あるかも。
追伸
(〃^ー^〃)当ブログ記事にコメントいただき、ありがとうございます。
コメントいただいてたのに気付かず、長らく放置してしまいました……
スミマセンでした。m(_ _)m
スキー場の経営主体って、我々一般客には分かり辛いですよね。 ┓(;´_`)┏
まぁ、普通の客はそんなの気にしないか?!ヽ( =´▽`=)ノ
気が向いたら又、ブログにコメント下さいね!!(〃^ー^〃)
全景:八甲田スキー場
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八甲田スキー場 と 八甲田国際スキー場 の違いを探りに ここのサイトにたどり着きました。
返信削除なるほどね といった感じです ありがとうございました。
リフト、ロープウェーは別々料金なのかな?謎